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宇野千代きもの、小紋、草木染、藍染等、埼玉県熊谷市の着物(きもの)染色工房

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白州信哉さんの本

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白州信哉さんから本が送られてきました。白州さんは白州次郎、正子夫妻と小林秀雄さんのお孫さんで、「青山二郎の眼」展の企画者でもあります。白州さんはこの「目の眼」という本の編集長になられたとのことで「目の眼」は白州さんの美への造詣の深さをあらわしています。これから「目の眼」が楽しみです。
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二郎さんの手仕事

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評論や古美術鑑定のほかに青山二郎先生はいろいろな仕事を残しています。本の装丁が一番ですが、こんなものも残しています。二郎先生手彫りの判子。ぐい飲みや茶碗を包んだ布に捺した判子です。「余古田」とあります。先生のビラビアンカのマンションに伺ったときにもぐい飲みを包んだうこんの布に余古田と捺してありました。40年も前の話です。

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白州信哉氏の「天才青山二郎の眼力」にもいくつか判子が載っています。青山先生らしい遊び心が見えます。

唐津のぐい飲み

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酒が大好きだった青山二郎さんはいいぐい飲みを沢山持っていました。陶芸をはじめた頃には沢山のぐい飲みを見せていただきました。写真の唐津のぐい飲みもそのその一つです。ぐい飲みとしては少し大ぶりで、焼きや肌もいいのですが、特に高台がおもしろくいわゆる芯がずれている高台になっています。普通に言えば失敗作ですが、こういったものを好むのが二郎流です。
当時には青山二郎の眼展で展示された「虫葉」は残念ながら見ていませんでしたが、このぐい飲みも「虫歯」に負けず良いぐい飲みといえます。

天才青山二郎の眼力

青山二郎の眼力

最近は青山二郎さんを取り上げた本はだいぶ多くなりましたが、この本は青山先生が収集した骨董は言うに及ばず、先生の人となりについてもかなり掘り下げています。2006年に発刊され、編者は「青山二郎の眼」展を企画した白州信哉さんです。展覧会に出品された「ととや」など骨董は年代順に掲載され、装丁や絵画など展覧会に出品されたものが掲載されて、いわばミニ展覧会と言えます。また、暮らしの一端も紹介され、先生を理解する上で役に立っています。

「青山二郎の眼」展図録

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写真は「青山二郎の眼」展の出品図録です。この本の作りはとても凝っています。本のカバーは二郎所蔵であった光悦の山月蒔絵文庫の表にある山月の蒔絵が印刷されています。そして、普通はなにも印刷しない内側にも山月蒔絵文庫の裏側の鹿蒔絵が印刷されています。この図録の制作には「青山二郎の眼」展の企画者である白州信哉さんがかかわっています。
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開いたページの陶器は白州正子さん旧蔵でもある赤志野の香炉です。先日放送されたNHKドラマスペシャル「白州次郎」の中で、市川亀次郎扮する青山二郎が中谷美紀扮する白州正子に「何か骨董を買っているのか?」と言う問いに「赤志野の香炉を買いました。」と答えた香炉です。もっとも、そのドラマは事実に基づいたフィクションとことわりがあるように、その場面は全くのフィクションです。しかし、青山先生の陶器の時代づけなどが描かれて、興味深いシーンとなっていました。

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