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宇野千代きもの、小紋、草木染、藍染等、埼玉県熊谷市の着物(きもの)染色工房

一日一万歩

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昭和40年頃の宇野先生の自宅での写真です。昭和53年に鉄筋のビルに立て替える前の瀟洒な木造の家です。きものの会社の新年会でしょうか。先代が買ったばかりのニコンのカメラで撮った写真です。現在と違って写真に日付がないのが残念です。当時、きものの会社「宇野千代きもの研究所」は隣にあった先生の妹の勝子さんの家の2階に間借りしていました。写真先生の後ろの机には広辞苑とよく削った鉛筆が沢山入った筆箱が見え、画面では切れていますが、尊敬していたアランの肖像画(複製)が立ててあります。右端に少し見えているのが中村天風師の掛け軸です。宇野先生はこうしたたくさん人を集めたおもてなしが大好きでした。

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下の写真中央いちばん奥の金屏風の前の女性は藤江敦子さんです。この部屋は6畳くらいの畳の部屋で私も何度か伺った記憶があります。この頃には先生は毎日1万歩あるくのを日課としていました。先生は几帳面な性格でしたから万歩計は使わずに、「ひうふうみい」と指を折りながら100まで数えると石を並べるという丁寧な数え方で、このさほど広いとは言えない自宅の部屋を毎日ぐるぐると何周もして1万歩あるいていたのす。その後、那須に別荘を建てたときには部屋をぐるりと取り囲んだ広い廊下つくり、毎日颯爽と歩いていた先生を懐かしく思い出します。

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